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教会にパイプオルガンを設置する時に、教会の大きさにより長いパイプは(重低音用の最も長いパイプは長さが10m)収まらないことがあります。その場合は、共振周波数の異なった2本の短いパイプを2本使って低音を再生する技法が昔から確立されています。
ここでは全くの一例として100Hzと150Hzの共振周波数を持ったパイプを2本用意して、このパイプを2本同時に鳴らして見みます。空間には100Hzと150Hzの2つの周波数成分の音が放出されます。そしてその2つの周波数の音が耳から入り脳に到達すると、脳は以下の4つの音を聞き取ります。
100Hz、150Hz、100+150=250Hz、150-100=50Hz
そして脳はこの4つの音の中で2つの周波数の差成分である50Hzを最も強く感じます。
TruBassは原音に含まれる信号を利用して差成分を作りだし、その差成分で脳に低音を感知させる技術です。そのためスピーカーからは重低音は出てなく、聞えている重低音より高い周波数成分の音が出ています。TruBassは原音に含まれている信号以外の人工的に生成された低音信号は一切使っていません。
聴覚が非直線性であることから脳が差成分を低音として感知する。 例:150Hz-100Hz=50Hz
今、f0(最低再生可能周波数)が100Hzのスピーカーを使用するとします。このスピーカーに50Hzの周波数の音を入力しても再生出来ません。ところがこの50Hzの周波数の音には100Hzと150Hzの高調波があり、これらの周波数はこのスピーカーで再生が可能です。TruBassでは使用するスピーカーでは再生が出来ない周波数帯の音は無視をして、スピーカーで再生が出来る周波数帯域の高調波を有効に活用して、その周波数の差である基本波と同じ50Hzを聴覚の非直線性を利用して脳に聞かせる技術です。
1.
従来のイコライザーを使用した振幅伸張型の低音再生技法とは全く異なった低音再生技術でヘッドフォーンからサブウーファーまで適応できます。
2.
使用するスピーカーのf0以下の低音を再生出来ます。
3.
使用するアンプや電源回路への負担が従来のイコライザー方式ほど増えないことより、低音再生としての強化の必要がありません。
4.
低音再生能力が十分に有る大型スピーカーからは、より締まったパンチ力の有る豊かな低音を再生できます。
5.
スピーカーが重低音として振幅をしていないので、従来の低音再生時の低音としての体感が少なくなります。 その代りとしてTruBassの低音は壁を通り抜け難いために近隣への低音妨害が低減できます。
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