サウンドソリューション SRS技術搭載製品 テクノロジー&デモ ライセンス情報 コラム 会社概要 お問合せ
私共マランツでは、多岐にわたるカテゴリーで多くのSRS技術を採用しています。1モデルに複数のSRS技術を搭載しているのも大きな特徴のひとつです。
また、FOCUSとSRSを使いカー用のMDが作成できるCD/MDコンビネーションデッキCM6000、TruSurround/TruBass/FOCUS/SRSによるシンプルシアターを実現するオールインワンDVDシネマシステムEC1000、CSによりオートサラウンドモード設定を実現したDVDシネマシステムER3000、私共の提案から開発が始まったUltraSurroundやCS Virtualを搭載したPS-17SA等、ユニークなSRS技術に他の機能を組み合わせて、より有効に使っていただけるように商品を企画しています。
サークルサラウンド(CS)については新コンセプトAVアンプPS-17SAに採用して以来、高級機を中心に一貫して搭載してきました。再生側で勝手な加工を付加するDSPサラウンドに対して懐疑的であり、余分なものは付加しないというストレートデコードコンセプトの延長線上にある技術として採用を決定しました。
CSは極言すれば70年代の4chステレオの現代版です。当時からマトリクスサラウンドの楽しさを熟知している者として、現代に蘇らせたいと長年企画をあたためていました。SRS社の基幹技術であるSRSも、2スピーカーでマトリクスサラウンドに近い効果が出せるというのが、最初に興味をもった点でした。
そんな中で他社とは明確に差別化されたマランツらしいAVアンプを考えている際に出会ったのがCSです。プランナーとしては即座に採用を決定したのですが、デジタルサラウンド主流の中では疑問視され、また業界内にはかつての4chステレオ商業上の失敗からマトリクスサラウンドを忌み嫌う向きが多く、各所で抵抗が強く難産ながら信念を貫いて商品化しました。その後はご存知の通りですが、当時は主力2ライセンサーから競合フォーマットが立て続けに提案されるとは予想だにしませんでした。
弊社モデルの米国での雑誌評価やセールスの反応、ハイエンドブランドの採用が増加している今日、判断が正しかったことを再認識しております。
これまでCSが正当な評価を得られるようにと意図して高級機中心に展開してきましたが、その一定の役割は果たせたと考え、今回のニューヴァージョン・サークルサラウンドII(CS-II)は、より多くの方にCSの楽しさを知っていただこうと中級機PS7300に加え、エントリーモデルのSR4300にも搭載しました。
CS未体験の方には、ぜひ一度、お気に入りの数枚のCDを、先入観なしでCS-IIでサラウンド化して聴いていただきたいと思います。ソフトによっては前後でヴォーカルとコーラスの掛け合いや、ヴォーカルが艶っぽくなる等、ディスクリートサラウンドさながらの音場を創出します。2ch再生では聴き取れなかった一粒の音が新鮮に聴こえてくるかも知れません。聴き慣れた同じCDから新たな楽しみを実感していただけることを確信しています。
手持ちのライブラリーや膨大なステレオメディアが、全てサラウンドソフトになり得る可能性を有しているなんて、考えただけでも楽しくなりませんか?
小澤 聡
セールス&マーケティング本部
商品企画部 商品企画グループ
グループマネージャー
(C) SRS Labs, Inc., All Rights reserved.
[サウンド&ボイスソリューション]

音響・音声技術のニーズに、SRSが応えます。SRS技術の適用が可能な製品分野を示します。
[SRS技術
 搭載製品]

SRSの音響・音声技術を搭載している製品を紹介します。
[テクノロジー&デモ]

SRSの音響・音声技術を詳細に解説しています。技術によっては、デモが用意されています。
[ライセンス情報]

SRSの技術導入から契約に至るまでのフローを説明しています。また、各ステップで必要となるドキュメントをダウンロードできます。
[コラム]

SRSの技術をご導入いただいた企業担当者様のインタビューなどを掲載しています。
[会社概要]

業務内容や所在地など、SRSの企業情報を案内しています。
[お問合せ]

弊社に対して、お問い合わせを頂く際の窓口となります。